スピリチュアルブーム?今年に入って祈祷の依頼が増えています。昨年までは5年間で5件しかありませんでしたが、 今年は既に4件もありました。 もともと本職?ではないと思われている私でも祈祷が 増えているのですから、本職の祈祷師の方?は さぞかし忙しいことでしょう。 その背景には社会の不安の増大と、 それを受け止める思想の貧困があります。 本来、人間の不安は宗教が受け止めるべきですが、 既成宗教はそれを受け止めるシステムが出来ていません。 (それは宗教家の問題です) また、それをあまり期待されていないのも問題です。 一方新興宗教は既成宗教の焼き直しで、 怪しげな印象が付きまとっていることもあり、 敬遠されがちです。 行き場を失った救いを求める人たちが いわゆるスピリチュアルに走っているのでしょう。 このところ、テレビで見た、週刊誌で見たという理由で 先祖供養について質問される機会が増えています。 さらにインターネットで見たから・・・・ (私も発進元かもしれません) しかし、テレビ・週刊誌をにぎわしている方は一様に 外部に問題の解決を求めようとしているように思います。 ところが、問題の本質は外部にはありません。 本当の救済はまず自分が救われることです。 自分の心の安定を図るにはどうしたらいいか。 形に惑わされずに本当の自分を見ましょう。 |